知っていて損はない?退職したらやるべきことパート2【年金】
前回は、退職後の【健康保険】の手続きについて説明させていただきました。
今回は、退職後の【年金】の手続きについて説明させていただきます。
会社勤めをしている方は、厚生年金に加入しています。
ですが、退職をしてフリーランスになったり、独立したり、再就職するまでの間に期間を要する場合には、国民年金へ切り替えなければなりません。
今まで会社と労使折半で半分ずつ支払っていたものが国民年金に加入することで、すべて自分で支払っていかなければなりません。
そこで、手続きで困らないように、方法等をまとめていきます。
退職して国民年金に切り替えるにはどうすればいいの?
必要なもの
- 退職した日が確認できる書類(退職証明書あるいは離職票)
- 年金手帳
- 印鑑
必要な書類がそろったら、各市町村で備え付けの国民年金窓口へ行きましょう。
参考にした記事はこちら
※手続きの際には注意が必要です
会社によっては退職証明書はもらえずに、離職票のみを受け取る場合があります。
別の記事でも紹介するのですが、離職票は、勤めていた会社より発行されます。
記載されているものには、1年以上の月額給与の明細や、雇用期間、退職の理由などが記載されており、これが失業保険の手続きに必要になり、ハローワークへ提出しなければなりません。
わたしの場合、ハローワークへ離職票を提出後に手続きをしました。
会社から退職証明書が受け取れなかったので、社会保険喪失証明書で大丈夫だろうと思って窓口へ手続きに行きました。
結果的には問題なかったのですが、離職票がないために、年金事務所からハローワークへ情報を開示する同意書などを書かされたりして、少し時間がかかってしまいました。
そうならない為にも、離職票が届いたら、先に年金の手続きから行いましょう。
これに関しては、【健康保険】の手続きにも当てはまると思いますので、ぜひ参考にしてください。
知ってて損はない年金の納付を免除してもらう方法
退職して、再就職先が決まっていない場合、収入がないので国民年金の保険料を支払えない方が出てくるかもしれません。
そんな時に、退職(失業)による国民年金保険料の免除制度・納付猶予制度があります。
こちらは、全額、4分の3、半額、4分の1、と免除の種類が4つに分かれています。
窓口の方が言うには、それぞれに審査があって、審査に落ちるとどんどん免除される額が変わってくるそうです。
なので一度申請すれば、すべての審査をしてくれるってことになります。
ちなみに、国民年金の切り替え手続きと一緒に行えるので、めんどくさいなどの心配はないですよ。
国民年金の切り替えの際に、免除の申請もしたいと言えば大丈夫です。
もし免除がダメな場合でも、猶予の制度も使えます
もし、免除の審査がだめだったとしても猶予の申請ができます。
こちらも免除の手続きをすれば自動的に審査されます。
審査に落ちる可能性もあるそうです。
ちなみに猶予というのは、支払いを猶予してもらうというだけなので、「その間払ってもいいし、払わなくてもいいですよ」という感じです。
払わなくても年金の受給期間には反映されますが、受給額には反映されないという感じです。
詳しくは下にリンク貼っておきますので、ぜひ参考にしてください。
まとめ:年金の手続きはそんなに難しくないのでパパっとやっちゃいましょう
国民年金の切り替えも、免除の申請も役所へ行けば、30分くらいでできちゃうので、心配する必要はないですよ。
役所へ行くのがめんどくさいとかなら別ですが(笑)
手続きをしないと、もしかしたら損する場合も出てくるかもしれないので、こういうところだけでもしっかりとやっていきましょう。
最後に、もしこれから退職するという方がいましたら、ぜひ参考にしてください。
他に参考にした記事があるのでリンク貼っておきます。